「yuriko matsumoto」は普通の主婦が企画している婦人靴です。
従来の婦人靴は女性が履く靴なのに業界の男性が企画するのが大半でした。
それを「マツヤ商店」に嫁に来た普通の女性「yuriko matsumoto」が女性の感覚で企画しています。
「ヤングミセス」「キャリヤー」に焦点を合わして「エレガンス」「カジュアル」を企画しています。
20代後半から40代後半を意識し。夫と共働きで二人の子供を育て「おしゃれ」でファションにも興味がある女性でティーンでない、シルバーでない靴を企画しています。
私「yuriko matsumoto」は大阪の婦人靴問屋に嫁いできた二人の子供を持つ45才の主婦です。
私がデザインの仕事をやりだしたのは夫が「この靴いいかな?」と聞き出したのが始まりでした。
その回数が増えだして、いつしかメーカーさんにも一緒にいくようになりだしました。
そして、あるメーカーさんが「オリジナルの中敷きをひいてもいいですよ」と言ってくれて
夫も「せっかくメーカーさんが言ってくれてるんだし、ユリコの好きなyuriko matsumotoの世代の靴を作ろう!」
私も私の履ける靴がドンドン作れるし、無論すぐ「OK!!!」
「yuriko matsumoto」の誕生!
しかし・・・・・・・・・・・・
お得意さまの反応はストレートでした。期待ハズレと何も買わず帰るお客さん。「自己満足やったらあかんよ」と言うお客さん。
もうショックで、夫と棒立ち状態・・・・・・・・・・
目の前真っ白・真っ黒???????????????????
そんな呆然としている私たちの隣で同じように個展をしていたある問屋の社長が「チョットと二人」と手招きしました。
そして「ブランドってそう言うものじゃないよ」で始まり約1時間お説教。
でも最後に「まだ時間があるからもう一回がんばってみなさい」と言われたのです。
そうです。
「yuriko matsumoto」復活戦の開始!
その社長に新しいメーカーさんまで紹介してもらいアドバイスを受けながら企画。
また、個展で注文ゼロだったお得意さんからも「勉強と思ってもう一回やってみなさい」と電話もかかってきました。
そして夫と試行錯誤しながらデザインの発注をやり直し「yuriko matsumoto collestion」ができあがりました。
ある問屋の社長・お得意さま・各社メーカさん・親戚方々などのお世話で 「yuriko matsumoto」は産声をあげたのでした。皆様ありがとうございました。
これからもこの初心を忘れずに、お客様と共感できる靴作りをしてまいります。
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